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山都町の家

松下生活研究所LLC.

木材をふんだんに利用した、安心で機能的な住まい

「寒い山都町の冬に対応する断熱効果の高い家づくり」と「2世帯が生活する場」であること。そして、「ナチュラルでシンプルな欧風的なデザイン」と「手作りのキッチン」という要望を実現することがこの住宅のテーマでした。私たちの家づくりの考え方に共感いただき、これらの要望に対して、五木村の木材をふんだんに利用し、安心で機能的な住まいを作りました。

自然素材の力を最大限活かす、安心の家づくり

当住宅は、生産履歴が明確で木材を一般住宅の木材使用の約3倍を使用し、伝統構法を現代的、科学的に捉えなおした渡り腮(あご)落し込み板壁構法です。東京で「木の家耐震改修推進会議」に参加した私は、阪神淡路大震災で多くの住宅が2度目の揺れで倒壊。15分後、被災した約8割の方々が圧死されたことを知り、倒壊しない家づくりが大事だと思いました。渡り腮構法の架構の構造的な特徴を見出し、木の特性に応じた構造システムを作り上げています。さらに落とし込み板壁とセットになることで、より有機的な木構造となり、通常の約3倍の木材を使用し木の豊かな香りと呼吸する素材が暮らしを心地よくしてくれます。

渡り腮構法の特徴

木造の耐震性を考えると、床面の水平剛性が低いことから、壁倍率の低い壁を分散配置し、各耐力要素の負担する力を小さくし、接合耐力を低く抑えます。架構計画から細部詳細まで、各部材の構造上の役割と各部位の仕様による性能を、実験や構造解析で根拠をしめし、建物全体を構成します。そこで建物のモデル化を図り、壁の豪勢に頼らない安全性を簡易な計算によって構造安全性を確保する構造システムを持った計画にしています。

お客様の声

安心と信頼。五木源住宅には家族を守る魅力がありました。

実家にUターンするのを機に実家を建て替えました。それまでは、合同会社松下生活研究所が設計した貸家に住んでいましたが、非常に住み心地が良かったため、建て替えも同社にお願いしました。震災の後でしたので、耐震構造のしっかりした家、自然素材にこだわった家が理想でした。五木村には何度か足を運んだことがあり、この目で見た山の木材が使用されるのは安心感もあり五木源住宅を選ぶ決め手になりました。初めて来た人は「歩いただけで頑丈さが分かる」「こんなに木をふんだんに使った家は見たことがない」と言ってくれます。今は、土間に据えた薪ストーブの炎をゆっくり眺めながら過ごす毎日です。

物件データ

物件名:山都町の家

設計:松下生活研究所LLC.

施工:松下生活研究所LLC.

工法:渡り腮落とし込み板壁構法

建築面積:1F 97.71 m2

:2F 67.07 m2

延べ床面積:164.78m2

工務店紹介

商号:松下生活研究所LLC.

所在地:〒862-0916 熊本県熊本市東区山ノ神 2-9-16

代表:松下 修

TEL:096-202-4136

FAX:096-202-4055

URLhttp://msk1985.social/

E-MAIL:info@msk1985.social