五木村には、日本三大急流・球磨川の最大支流である川辺川が流れ、下流には日本で初めてのダム撤去工事となった「荒瀬ダム」があります。
五木でも川辺川ダムの建設が国策として決定していましたが、世論によって現在一時中断していることは皆さんご存知の通りです。 これにより経済活動が停滞し、人口減少が進んでいった五木村でしたが、 他方では川辺川が９年連続水質日本一（国土交通省調査）となるなど、明るい兆しも見えています。

険しい山々に囲まれた五木村は、豊かな生態系・生物多様性を有する自然に恵まれています。 これらポテンシャルの高い資源（木、川、水、空気など）を活かして村づくりをしていけば、 五木村の未来はとても明るいものになるだろうと僕は思います。

始まったばかりの「五木源住宅」ですが、この取り組みは、九州から日本、果ては世界の「持続可能な社会」のモデルになる可能性を秘めているように思えてならないのです。御賛同いただけたら幸いです。