森林整備員大募集!!

五木村の林業を支える担い手になりませんか?
現在、五木村森林組合では森林整備員を募集しております。

後世に残る自分の仕事、限りない「働きがい」があります。

 今ある山の光景は先人たちの努力の結晶です。それは現場のいたるところで垣間見えます。今から行う仕事が後世の人々に語られる仕事になるかもしれない…そう考えるとわくわくしませんか!

林業でしから見られない絶景が体感できます。

 想像してみてください、紅葉で色づく秋の山、雪化粧した山の姿と、そこで働くあなたの姿を…普段では味わえない格別な世界がそこにはあります!

日本一の清流が守れます。

 五木が誇る13年連続水質日本一の「川辺川」
川の水質を守るためには山の手入れが必要不可欠…それができるのは五木の林業従事者だけ!

木を伐ることが環境を守る。

 五木村森林組合が管理する人工林では、1haあたりに3000本もの苗木が植えられます。 その後、数年ごとに樹勢の弱い育成木(杉桧など)を間引いたり、成長を阻害する雑木を伐採します。成長に合わせて育成木の間隔を調整し、原木として伐採されるまでこれを続けていくのが間伐という作業です。 せっかく植えた杉や桧をなぜ間引きしてしまうのか? それは、これら樹木は、密集して植えると競い合ってまっすぐ育つからです。まっすぐな材ほど木は高く売れるのです。

 また、間伐は環境の保全にも大きな役割を持ちます。木と木の間隔が密すぎると地表に日光が届かず、足元の下草や低木が育ちません。草木が根を張らない地表に雨が降ると山の表土が流れ出し、落石の多い危険な山になってしまいます。 山が水を吸収する機能は、裸地の2倍とも言われています。この機能が低下すれば、下流域に大雨による水害を引き起こしたり、土砂が押し流されることで漁業への悪影響をもたらします。

 日光が地面まで届き、足元に草木がバランスよく生い茂った森林であることは、 森林の資源価値を高めるばかりでなく、生態系や環境の保全に繋がっているのです。

良木を傷つけないように、不要な木のみ間引きする難しさ。

 その現場によって、木の間の不要な木を間引きする作業(定性間伐)があるんですが、傷つけないように倒す向きを加減するのが難しかですね。幹が枝なんかで擦れて傷つくと、そこから腐って商品価値がなくなってしまうので、特に慎重にやっとります。隣が他の山主さんの森林で、樹を傷つけてしまった時なんかは賠償問題にもなりますけん。

 下刈りや間伐など、コツコツ40年以上続けてやっと商品になる世界。今日の自分の仕事が、何十年か後にまっすぐな大木となって表れることを想像すると、森林を作る仕事でもあるんだと身が引き締まる思いですね。

600大径木をキレイに搬出できた時なんか、達成感ありますね。


伐採された木は、次々と玉切りに。まるで手で扱うように熟れた操作。

利益を生みながら自然を育てる、それが使命だと思っています。

 間伐された木は、プロセッサーで運搬しやすいサイズに玉切りされ、運搬トラックで素材センターに運搬されて行く。小径木も廃棄されることなく、五木村小径木加工場で土木・造園資材や杭木などに加工されている。

「五木の山はどこでも、組合の管理の下でていねいに森林整備されとりますから、この先もずっと良質な材を算出することが出来っとです。利益を生みながら、次の世代の森林を育てて行くのが使命だと思っとります。山主さんに利益を還元して喜んでもらえる山にしたいですなあ」と、山男たちは言葉に力を込めた。

【お問い合わせ・応募は下記まで】
〒868-0201
熊本県球磨郡五木村甲2672-33
五木村森林組合
TEL 0966-37-2314 FAX 0966-37-2315

木造住宅セミナー 12月14日(土)開催!~身近な資源を活用する住まい~

木造住宅セミナー

五木源住宅協議会が主催で「身近な資源を活用する住まい」をテーマに木造住宅セミナーを実施します。

日時:2019年12月14日(土)13時30分~16時30分

会場:公立大学法人 熊本県立大学小ホール

詳細はページ下部のパンフレットをご覧ください。

五木源住宅協議会は村の面積の94%が森林である五木村の「森林で自立する村づくり」に賛同していただけた素材生産者、製材所、木材流通、建築士、工務店、39社からなる五木村の産直住宅生産者グループです。

筑波大学名誉教授で里山建築研究所主催の安藤邦廣先生をお招きしての基調講演。さらには江藤眞理子先生(空設計工房)、五木村 木下村長、浦田浩大工(木幸房)をお呼びし、松下生活研究所の松下所長の進行により「身近な資源を活用する住まい」について深く語り合っていただきます。

里山建築研究所HPより

「里山資源を生かした居住スタイルを探る実践的な試みの場として筑波山の山裾に開設したのが里山建築研究所です現代の里山に循環を取り戻すべく考案された「板倉の家」を提案し時代の趨勢によて変わり続ける民家の「現代のかたち」を探ることが私達の試みです」

地域資源の活用、木の家づくり、林業に関心のある方、是非お越しください!

事前にお名前、ご所属、電話番号を下記アドレスにお送りいただけると当日の受付がスムーズになります。よろしくお願いいたします。

info@kinomura-itsuki.life

木造住宅セミナー

 

五木源住宅森林バスツアー「川遊び編」8月25日(日)参加者募集!

溝口さんの森林

好評の五木源住宅森林バスツアー「川遊び編」を8月25日(日)に開催します!昨年同様に溝口さんの美しい森林を散策した後に白滝公園で遊べます!川遊びをしたり鍾乳洞に入ってみたり。午後は木や住宅のお勉強や買い物の時間などを設けています!参加費もかなりお得ですので、夏休みの最後は五木村で森林・住宅のお勉強と川遊びに来ませんか?

 

日時:8月25日(日)8時30分~17時30分(少雨決行)

集合場所:益城町テクノ仮設団地 8時30分(バスが目印)

参加料金:大人2000円、小学生1000円、幼児無料(昼食、保険・見学料込み)

募集人数:40名(先着)お早めに!月曜に電話が集中しそうなので、お問い合わせからの申し込みが確実です。

 

工程:以下のチラシをご覧ください。

 

申込方法:

参加者氏名・年齢・住所・電話番号

①電話する(0966-37-2247 五木源住宅協議会 土肥)※平日9時~17時

②本HPのお問い合わせに記入する

③FBページのメッセージに記入する

④FAXする(0966-37-2315 五木村山村活性化協議会)

溝口さんの森林

先代から引き継いだ山を50年以上管理している溝口さん。五木源住宅に使用される葉枯らし天然乾燥材も溝口さん達の手で管理されています。ご本人から山づくりについて教えてもらえます。針葉樹以外の広葉樹や花々も植えられています。標高は800mくらいで、市内より5℃も涼しい!

白滝公園は日本一の水質を誇る川辺川の支流五木小川の上流にあります。なのでここも水質日本一です!飲める冷たい水が鍾乳洞から湧き出しているのでとっても気持ちがいいです。

白滝公園

溝口さんの森林1

 

5月26日(日)五木源住宅森林バスツアー「木を育てて、家ができるまで」

溝口さんの森林

春・夏・秋 年3回限定の五木源住宅森林バスツアーですが春は5月26日(日)に実施することが決定しました!今回は「木を育てて、家ができるまで」の木の変化や関わっている方々をご紹介する機会を得ることができました!このタイミングでしか見ることのできないものがたくさんありますので是非ご参加ください!

 

日時:5月26日(日)8時30分~17時30分

集合場所:益城町テクノ仮設団地

参加費:2000円、小学生以下1000円、幼児無料(昼食、保険・見学料込み)

募集人数:30名(多数の場合は抽選)

ツアー工程:

益城町テクノ仮設団地集合(8時30分)⇒ 山師 溝口さんの森林散策(10時20分~11時20分)⇒ 葉枯らし天然乾燥材の製品見学(11時40分~12時00分)⇒ 昼食&お買い物(12時~13時20分)⇒ 杉の伐倒見学(13時50分~14時20分)⇒ 五木源住宅2棟見学(大津町 16時20分~17時10分)⇒ 解散(17時30分)

 

申込み方法:

参加者氏名・年齢・住所・電話番号

①電話する(0966-37-2247 五木源住宅協議会 土肥)

本HPのお問い合わせに記入する

 

【見どころ紹介】

見どころ① 山師 溝口さんの森林

約30年毎日のように手入れをし続けているとても美しい森を散策できます。杉やヒノキなどの針葉樹以外にもたくさんの樹種が植えられています。普段は一般公開していないのでとっても貴重です。5月初旬の約800本のシャクナゲ開花シーズンは過ぎてしまいましたが、新緑が溢れている素敵な森を体感できます。

 

見どころ② 50才の杉の伐倒見学

五木村で50年育った木が木材として活用され始める瞬間に立ち会えます。これが家になるんだ!と実感していただきたいです。

 

見どころ③ 葉枯らし天然乾燥材の製品見学

葉枯らし天然乾燥材

五木源住宅は葉枯らし天然乾燥材のみで家づくりを行っています。

現在ではほぼ100%近くの木材が機械乾燥となり、木に含まれる成分を失い、香りや色合いの劣る木材となっています(寸法安定性などで良い面はもちろんあります)。当ホームページでは葉枯らし天然乾燥材の良さを掲載していますが、実物を見ないとわからないことが多いです。是非、五木産材の杉の色艶や香りを体感してください。約1年乾燥させた葉枯らし天然乾燥材をその場で磨き上げるところをご覧になっていただく予定です!

 

見どころ④ 完成したばかりの五木源住宅 2棟見学

五木源住宅 施工例

※この写真は今回の見学とは異なる五木源住宅です。

これまでに県内各地に40棟以上の五木源住宅を建てていただきました。

今回はバスツアーのタイミングで3棟が建設中or完成直後ということで

大津町の2棟を見学する機会を得ることができました。

それぞれ、まったくタイプの異なる五木源住宅なので是非ご覧になってください。

 

ツアー工程:

益城町テクノ仮設団地集合(8時30分)⇒ 山師 溝口さんの森林散策(10時20分~11時20分)⇒ 葉枯らし天然乾燥材の製品見学(11時40分~12時00分)⇒ 昼食&お買い物(12時~13時20分)⇒ 杉の伐倒見学(13時50分~14時20分)⇒ 五木源住宅2棟見学(大津町 16時20分~17時10分)⇒ 解散(17時30分)

 

申込み方法:

参加者氏名・年齢・住所・電話番号

①電話する(0966-37-2247 五木源住宅協議会 土肥)

本HPのお問い合わせに記入する

 

 

杉の門松!

今年も残すところわずかとなりました。

9月に地域おこし協力隊として着任して約4か月。あっという間に時が流れました。

プライベートでもお仕事でも、新たな発見、新たな出会いが本当にたくさんあった一年となりました。

多くの方々に支えられ、感謝の気持ちでいっぱいです。お世話になりました。

来年は更なる飛躍ができるよう頑張っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします!

森林組合の正面玄関に作られた門松。五木村らしく杉で出来てます!

皆さん、良いお年を!

 

植野

 

 

木材コーディネート基礎講座 丹波研修

12月15、16日と丹波に研修に行って参りました!

今回は、立木から製品になるまでの流れと、それぞれの具体的な価値を求める

試算方法などを学んできました。

初日は実際に山に入り、山の棚おろしを行いました。

山の棚おろしとは、山の中にどのような品質の木材がどれ程の量があり、一体いくらの価値があるのか、その試算を行います。木材の品質を決める要因として「枝打ち」「曲がり」「腐れ」の有無があげられます。今回、試験伐採をして、木材の内部情報を読み取り、品質のランク分けを行いました。又、年輪幅の変化を調べて、間伐後の成長目安を知る事が出来ました。

二日目は、製材所で各グループに分かれて丸太を選び、木取りをして実際に製材を行いました。

その後、製材した各部材の価格を計算し、どのグループがより価値の高い木取りを行ったかを導き出しました。

座学風景。

製材所で各グループに分かれて木取り。

各グループが木取りした丸太を実際に製材。

 

植野

 

 

 

 

五木源協議会「住宅見学ツアー」

12月7日(金)球磨地域の協定者様の皆様と五木産材を使った住宅の見学会に行って参りました!

まずは、ファミリアホーム様の建設現場へ。お忙しい中、担当の森様に丁寧にご説明頂きながら、見学させてもらいました。昼食は「タツダカフェ」。商品開発中の「蒸しスモ」でお世話になっているお店で、とても美味しかったです。

午後からMKデザインの柿本様が手掛ける建設現場を見学。その後、松下生活研究所の松下様の手掛けた西原村のモデルハウスを見学し、最後に益城町モデルハウスを見学。アトリエK+の上村様からご説明頂き、五木産材をふんだんに使った住宅の魅力を参加者の皆様には感じて頂けたと思います。

夜は交流会を開催し、美味しい料理とお酒で会話も弾み、楽しい時間を過ごす事が出来ました。

ファミリアホーム様 建設現場見学風景。

熊本県内で高気密高断熱のトップランナーであるファミリアホーム様の現場です。施工の工夫に皆様大変感心されておりました。また、現場大工さんの整理整頓が行き届いており、裸足でも全く危険のない現場でした。まだ建設途中ということもあり五木産材をよく観察することができました。

MKデザイン 柿本様 建設現場見学風景。

見学時は化粧材である葉枯らし天然乾燥材しか見えない状況でしたが、壁が張られる前は葉からし材とKD(機械乾燥)材の色合いが全く違う状況が見えた!とのことでした。お施主様にも化粧の葉枯らし天然乾燥材をとても気に入っていただけております。

西原村モデルハウス

西原村モデルハウスにて、松下様よりご説明頂きました。

渡り顎工法&落とし込み壁工法の家です。梁材は6.3mで繋ぎなしで通しています。床板は無垢材30㎜の根太レスを使用していますが、たわみなどなくとても快適でした。この無垢材の根太レスは最近では手刻みをする大工さんのご自宅にも採用していただきました。

益城町モデルハウス。

益城町モデルハウスにて、アトリエK+上村様からご説明頂きました。

外張り断熱工法の住宅でとても暖かく、木のぬくもりと相まって大変快適でした。耐震性をとても重視しており、断面欠損の大きな柱材は150㎜角を使用しています。現在、アトリエk+設計の住宅が2棟(大津市、熊本市)建設中です。

 

植野

 

 

「第1回球磨地域林業就業説明会(ガイダンス)」開催のお知らせ

くまもと林業大学校

くまもと林業大学校

球磨地域振興局主催で「第1回球磨地域林業就業説明会(ガイダンス)」が開催されます。対象者は林業事業体への就業や林業大学校への入学を検討している高校生、一般の方々(ご家族、保護者を含む)です。

日時:平成30年12月16日(日曜日)(午前9時半から午後4時半まで)

場所:熊本県球磨総合庁舎大会議室

内容:森林整備、素材生産、木材市場、製材・プレカットといった業種ごとのブース、林業大学校の就学相談コーナーのブース等を設け、仕事内容やカリキュラムなどを説明します。

詳細は熊本県のHPをご覧ください。

平成31年に開校する林業大学校についてはこちらをご覧ください。

五木源住宅バスツアー秋開催!

11月10日(土)五木源住宅協議会が村外の皆様に、もっと五木産材を使った住宅の良さを知って頂こうと、「五木源住宅バスツアー」を開催いたしました!

今回は、16名のお客様にご参加頂き、五木源住宅に使われる「葉枯らし天然乾燥材」の伐採予定地を見学、その後、村営住宅、モデルハウスを内覧して頂きました。

参加者の皆様には、アンケートにもご協力頂き、多くの方々が五木産材を使った住宅に魅力を感じたというお声を頂戴いたしました。

五木源住宅協議会といたしましては、今後も五木産材の良さ、また、五木源住宅の普及の為に、バスツアーも含め、様々なイベントを企画していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします!

伐採予定地の森林を見学。

村営住宅内覧風景。

植野